会長・副会長挨拶

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東薬会会長就任のご挨拶

稲葉二朗 会長
会長 稲葉 二朗(大学34回) 

 この度、一般社団法人東京薬科大学 同窓会東薬会の第7期会長に就任しました大学34回卒業の稲葉二朗でございます。 2024年6月30日の第1回定時理事会にて、代表理事に選任され、会長に就任いたしました。 副会長には、小野田順子氏(大学20回)、宮本法子氏(大学20回)、山本信夫氏(大学21回)、監事に栁 正明氏(大学10回)、木村昌行氏(大学16回)、小木眞如氏(大学25回)が就任いたしました。 今期理事会の特徴は、若い世代の理事が増えたことにあります。在任する2年間は、「All 東薬」の一員として、精一杯取り組んでいく所存です。 ご支援、ご助言等を何卒よろしくお願い致します。
 東薬会は、発足して134年を迎えました。 しかしながら、同窓会離れが進んでおり、帰属意識を再興し、伝統を継承し継続していくことが課題であります。 学生会員に対して同窓会の魅力を伝え、次の世代へ繋ぐ必要があることから、若手理事が増えたことを強みにしていきたいと考えています。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が2020年2月から感染症法2類相当とされ、三密を回避する観点からより 「Face to Face」での対話が激減しました。 東薬会活動は東薬会事務局のご尽力によりWeb会議を活用しながら継続することが出来ましたが、支部会の活動にマイナスな影響が出ています。 昨年5月からCOVID-19が5類に分類されたことから、今後、Face to Faceで支部会、同窓会、同期会が活発に開かれることを期待しています。 東薬会では、第57回日本薬剤師会学術大会に合わせ、9月22日(日曜日)、パレスホテル大宮にて4年ぶりの同窓会を開催いたします。 さらに、11月3日(日曜日)に母校でホームカミングデイを大学と共催します。 特別講演(生命科学部名誉教授工藤佳久先生)、懇親会を予定しています。 これらの会は、同窓生であれば、職種・地域・年齢は関係なく、ご参加いただけます。 出身教室の仲間や同期の友人、クラブ活動の仲間など、お誘いいただいてご参加ください。 このように、東薬会としては会員相互の親睦を深めることを後押し致します。 久しぶりに会う場の提供につながれば幸いです。
 自分は現在東京薬科大学の教員をしています。 また、同窓会の理事は10年以上担当させていただいておりますが、今回は重責を担う東薬会会長に選任いただきました。 自分なりに役割を考えると、大学と同窓会(同窓生)・学生と同窓会(同窓生)の橋渡しであると考えています。 我が国では今後、薬剤師の需給が2045年に最大12万人過剰となる可能性を厚生労働省が示しております。 また、今年18歳を迎えた人口は約106万人ですが、2023年の出生数は72万7千人であることから2041年には、今年と比べ33万人以上減ることになります。 即ち、大学自体の運営も変化せざるを得ない状況であると思います。 本学は、生命科学部と薬学部が併設され、同窓生が薬学・生命科学分野でご活躍されています。 同窓生が社会で活躍していることが本学の財産そのものと考えます。 大学と同窓会さらには同窓生候補である学生との間を橋渡しし「All東薬」によるシナジー効果を目指したいと考えています。 微力ではございますが、一生懸命取り組んでまいります。 ご支援、ご助言・ご協力等を何卒よろしくお願い致します。


将来に向けての同窓会活動を!

小野田順子 副会長
副会長 小野田順子(大学20回) 

第7期(一社)東薬会副会長に再就任しました小野田順子(大20回)です。
 今期の理事改選は立候補、選挙さらに推薦理事候補の選出後に新理事候補が決定し社員総会での理事候補承認を経ての理事選出で新理事会が発足しました。
 第1回新理事会では選挙による会長選出があり続く副会長選出も立候補者への理事過半数の信任投票を経ての就任です。
 私が初めて理事に指名された当時は大学側の推薦者と会長が個別に指名した理事達で理事会が組織されていたと思います。
 法人化後は会員の皆様に理解して頂けるよう規則委員会での選出規約の訂正を繰り返しつつ今回の改選に至っています。 まだ改善点ありとは思いますが公正かつ丁寧な理事選出法で新理事会がスタートできたと思っています。
 地方支部や社員が減少していく現状ですが、運営を担う理事会と社員、一般会員とが信頼しあう同窓会組織を作る事で在学生や卒業生が東薬会に関心を持っていただけると嬉しいです。
 理事の皆様は東薬会を大事に育て、継続していく事を目的に多忙な本業の傍らで時間を作って委員会活動に尽力して下さっています。 大学法人からは常に好意的な協力で運営を応援して頂き感謝しています。
 東京都知事選挙での“政局より政策を”重視したいという某演説が印象的でした。 “何事も策を練る”事が重要だと思いました。
 東薬会の運営も政策を練ることが必要です。 東薬会は会員の利益(会益)を目的に継続していくべき事業は何かを理事会で話し合い、実現に向けて効果的な政策を練りながら活動していきたいと思います。 将来に向けて末広がりな政策をと思います。
 今期も会員の皆様からの建設的なご意見並びにご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。


「在学生と卒業生が作る東薬会をめざして」

宮本法子 副会長
副会長 宮本 法子(大学20回) 

 この度は第7期東薬会副会長を、引き続き務めさせていただくことになりました。 東薬大教員の経験を活かし、広く卒業生との交流を深めるよう努めて参りました。 現在は本学の客員教授並びに第24期学校法人東京薬科大学理事に就任しております。
 134年前、東京薬学専門学校初代校長丹波敬三先生が月刊紙『東藥會報』発刊に当たって書かれているように、多くの先達たちは、在学生、卒業生のために、そして学校のために支援を惜しまないという熱い想いにより、東薬会を継続してきたと思います。
 長年のコロナ禍では、卒業生や学生たちとの交流や活動を増やすことは困難でしたが、今期はその距離を縮めていくような機会を設けていきたいと思います。 事実、最近ではクラス会の開催が多くなり、参加させていただく機会がありました。
 学生時代にはまったく知らなかった方々が、新しい交友関係を作られていく同窓会の素晴らしさに圧倒されました。 次回、出席することを目標に、闘病の力にする方もおられたり、さらには勉強や生活に苦闘している学生や社会に出たばかりの卒業生を応援するために、正会員になろうと、呼びかけて下さる方々もおられ、同窓会の原点を感じることができたのは望外の喜びでした。
 今後、東薬会を維持、発展させていくために、入学から卒業まで、卒業後の豊かな関わりのために、何ができるのかを真摯に問い続け、東薬会は「みんなでつくるもの」を合言葉に学生や卒業生の皆さまと一緒に活動していきたいと思います。
 最後に11月2、3日の東薬祭のご案内です。 学生主体の東薬祭ですが、東薬会もブースを出しています。 たくさんのイベントを行いますが、歴代の懐かしい写真がいっぱいの卒業アルバムも展示する予定です。 来年は八王子キャンパス移転50年目となります。 ぜひ、ご参加いただき、学生にエールを送り、東薬会の活動をご理解いただければ幸いです。
 今後ともご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。


副会長就任のご挨拶

山本信夫 副会長
副会長 山本 信夫(大学21回) 

 この度、第7期東京薬科大学同窓会東薬会の副会長に選任された山本でございます。 あらためて、長い歴史を持った東薬会の役員として、同窓生の親睦と胸を張って東薬大出身と言える同窓会を目指して、その運営に直接関われることを誇りに思います。 2024年を以て、卒業以来半世紀が経過しました。 東大入試が中止となり、比較的政治色の希薄であった柏木校舎にも、まだ学生運動の名残が色濃く残っていた時代でした。 その後も、新宿で学生と機動隊のバトルがあり、校舎の奥から高性能の手製爆弾が見つかりと騒がしい学部4年間でしたが、男子しかいない気軽さと学校より歌舞伎町界隈で遊び呆ける古い時代の東薬大を満喫した時代でもありました。 その後、現在の場所に校舎が移転してのち、母校を訪れるたびにそのキャンパスの広さと充実した設備に羨ましく思ったものです。 医療現場で薬剤師として仕事をする傍ら、地元文京区・東京そして日本と薬剤師会の仕事にも関わるようになって、日本各地の薬剤師会にお邪魔する機会が増える度に感じたことは、日本中に母校の同窓生が活躍していることでした。 どこに行っても、「先生は東薬大のご卒業ですよね、私もですよ。」とお声掛けいただき、そして、その範囲は開局にとどまらず製薬企業・病院・大学・行政から政界まで極めて広範囲にわたります。 しかしながら、日本薬剤師会学術大会に合わせて開催される大学毎の同窓会に集まる卒業生が、他の大学に比べてとても少ない事が気になりました。 もちろん、地域によって卒業生数が少ない地域もありますが、それでも現場では多くの同窓生が働いているのですから、一人でも多くの方々が東薬会に集って頂ければと思います。 どこの組織でも会員の減少と高齢化が大きな課題です。 会長を支えこれまでの経験を活かして、こうした課題解決に微力ながらお手伝いをさせて頂きたいと思います。 よろしくお願い致します。


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