5月13日(日)
・講演1(10:00~12:00)
『痛風・高尿酸血症診療の最近の進歩』
東京薬科大学 薬学部 病態生理学教室 教授 市田 公美 先生
痛風・高尿酸血症は、複数の遺伝子と環境因子が関与し発症する多因子遺伝性疾患である。
近年、尿酸トランスポーター遺伝子ABCG2の一塩基多型が痛風発症に関与していることが明らかになる等、それらの因子に関し多くの知識が集積されてきた。また、高尿酸血症が慢性腎臓病(CKD)の促進因子であることも判明してきた。
本講演では、痛風・高尿酸血症の古典的な病態と治療から最近の研究成果についてまで、幅広く解説する。
・講演2(13:00~14:00)
『シュミレーターでここまでできる』
杏林大学医学部 医学教育学教室 講師 冨田 泰彦 先生
近年、シミュレータを用いた医学教育が盛んになっています。
例えば、医療人は勿論、一般市民を対象とした一時救命処置(BLS:Basic Life Support)の研修では胸骨圧迫や人工呼吸の手法、AEDの使用法を実際にシミュレータで模擬実習が出来ます。
特に最近では多種多様のシミュレータが開発され、多職種の医療人教育で普及しつつあります。
その近況や最前線についてご紹介を致します。
・講演3(14:15~16:15)
『新しい抗凝固薬とその使い分け』
心臓血管研究所付属病院 院長 山下 武志 先生
社会の高齢化に伴い、心房細動罹患人口が増大し、それに伴う心原性脳梗塞は患者個人としてだけでなく社会的にも大きな脅威である。
この心原性脳梗塞予防は長い歴史の中でワルファリンという単一の薬物によって担われてきた。
しかし、2011年より抗トロンビン薬としてのダビガトランが加わり、今後数種の抗Xa薬を用いることができるようになるであろう。
これら複数の抗凝固薬の具体的な使い方、その使い分けについて述べる。
|