会長・副会長挨拶

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東薬会会長再任のご挨拶

明石貴雄 会長
会長 明石 貴雄(大学21回) 

 このたび、一般社団法人東京薬科大学同窓会東薬会会長に再任されました、大学21回卒の明石貴雄でございます。本年6月26日に母校において開催された、第9回定時社員総会で理事に選出いただき、次いで開催された新理事による第1 回定時理事会で会長に選任いただきました。副会長には小野田順子氏(大学20回)、宮本法子氏(大20回)、三巻祥浩氏(大32回)の再任に加え、新たに生命科学部名誉教授の都筑幹夫氏に副会長に就任していただくことになりました。監事は丸山帰一氏(大学10回)、小木眞如氏(大25回)の再任と加藤哲太氏(薬学部元教授)の就任が決まりました。2年間精一杯頑張る所存ですのでよろしくお願い申し上げます。
 2019年12月に中華人民共和国湖北省武漢市において初めて確認された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)はウイルスの数々の変異を経て、今なお全世界に脅威をまき散らしています。3年目に突入して社会の警戒感がだんだんと薄れてくるのは致し方ないとは存じますが、東京薬科大学は医療関係者を養成する使命をもつ大学であり、その卒業生である会員の皆様方には、いましばらくの感染症対策の継続を垂範していただきたいと思います。
 コロナ禍をまともに受け、東薬会の会議もほとんどはWeb会議またはWebとのハイブリッド会議となり、社会一般の状況と同様な運営となりました。東薬会の活動、会員相互の親睦については同窓会という性格上「face to face」が本来ではありますが、大学の入構制限もあり、会員、役員の皆様には多大なご負担をおかけし申し訳ありませんでした。また、会議等をWebであってもこれまでと同様何ら変わることなく開催できるよう設営していただいた東薬会事務局の皆様には心より感謝申し上げます。
 東薬会の喫緊の課題は、減少傾向が続く新規入会率を如何にして向上させるか、学生会員に対して魅力的な同窓会を提示できるかにあると思います。皆様方のご支援・ご助言等ご協力をお願い申し上げます。
 新型コロナ感染症の蔓延を受け、東薬会は困窮する学生の経済的支援を継続して行っています。こちらにも会員の皆様にご援助賜りますようお願い申し上げます。


副会長就任挨拶

小野田順子 副会長
副会長 小野田順子(大学20回) 

 この度、第六期(一社)東薬会副会長に就任しました小野田順子(大20)です。
 継続する新型コロナ禍の影響下では同窓会活動もwithコロナで進めていかなければなりません。幸い今期も薬学部卒業10回から63回、生命科学部卒業1回から15回までの幅広い人材で理事会が組織できた事に感謝しています。諸先生方、事務局のおかげでオンライン会議も常態化し、理事会の出席率もよく皆さま理事としての責任を果たされています。
 東薬大は1949年に男子部・女子部として薬科大学に昇格しましたが前身は1881年に日本で初めての私立東京薬舗学校として開校され創立140周年を過ぎました。多くの卒業生は日本の公衆衛生教育、医療行政等に貢献してきた傍ら卒業後は有形無形を問わず同窓生として交流活動を続けていたのだと思います。
 過去の資料には大正7年11月24日に“麹町富士見軒にて東薬会発会式挙行”との記録があります。これ以後の活動が今に続く同窓生の“東薬会”ということでしょうか?
 会報に至っては昭和2年7月31日に第一回東薬会誌が発行されています。
 それまでは“会誌”ではなく“会報”という形で発行されていたようです。
 今日までほんとに長い間、卒業生に支えられ継続してきた同窓会です。
 東京薬科大学は卒業生・教職員が中心になって運営されている大学です。
 卒業生の会である東薬会の責任は重い事を念頭に今期も務めたいと思います。
 と同時に先輩方が培ってきた歴史を同窓会の存在意義を含めて若い理事の方に伝達し継続の灯を絶やさないようお願いしていくつもりです。
 情報もデジタル化していく今後ですが皆さまからの有意義なご意見をお寄せいただければ幸いです。
 今期もよろしくお願い致します。


学部を超え卒業生と在学生をつなぐ東薬会

宮本法子 副会長
副会長 宮本 法子(大学20回) 

 この度、第5期に引き続き東薬会副会長を務めさせていただくこととなりました。
 『東藥會報』発刊の辞から、東薬会は設立当初から、在学生、卒業生のために、そして大学のために支援を惜しまないという先輩たちによって継続してきたことが窺えます。2022年6月に社員総会が開催され、社員の方々から大変貴重なご意見をいただき、同窓会に対する熱い想いを伺うことができました。皆様のご期待に沿えるように、進むべき道を模索して参りたいと思っております。
 第5期は、コロナ感染症拡大のために、ほとんどの活動を中止せざるを得ず、限界を感じることもありました。しかし、行動制限を余儀なくされる中にあって、委員会活動はさらに充実したものとなりました。理事会や社員総会もオンライン会議開催が可能になり、遠方の方も参加できるようになりました。
 当会の奨学金事業として、コロナ禍において学業の継続が危ぶまれる学生に対して“緊急支援奨学金(給付型)”の支援を実施した旨を「とうやく」の記事で知った卒業生たちが寄付を取りまとめて下さいました。当会への寄付を決めた理由について、
 ① 用途が明確であり、コロナ禍等で困窮し、奨学金を必要とする学生の支援ができる点
 ② 基金の寄付者名簿に名前が残る点を考慮したとのご連絡をいただきました。
 生命科学部の同窓生が中心となり、「学生の夢を支援するためのサポーター」を展開する生命科学フォーラムを開催しておりますが、当会は当初より共催し支援を続けています。
 今秋、東薬祭が実施できるか定かではありませんが、2019年の東薬祭のパンフレットを紹介させていただきます。
 「今、東薬会がおもしろい!」入学から卒業まで、卒業後の豊かな関わりのために、同窓会東薬会は、大学、学生、後援会との関係を大切にして、何をしたらいいのか、何ができるのかを考えています。
 東薬会は「みんなでつくるもの」
 コロナ禍にあっても、 引き続き、このコンセプトを学生や卒業生の皆さまに広く伝えていきたいと思います。皆さまのご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。


魅力ある東薬会をめざす

都筑幹夫 副会長
副会長 都筑 幹夫(生命科学部名誉教授) 

 このたび副会長に任命されました都筑幹夫です。東薬大卒業生の会は、会費を払う卒業生数の増加が減少し、将来に向けての課題になっています。この東薬会の入金人数を増加させることが重要です。筆者は生命科学部で教鞭をとっていましたので、若い卒業生を東薬会に導いて卒業生の社会を拡充すること、これが小生の大きな任務です。東薬会を若い卒業生の興味深いものにすることが必要です。
 大学を卒業した後、大学を振り返って見てほしいということ、大学時代の思い出でもかまいません。今生み出されている新しい刺激でもかまいません。卒業後にもどる場をもつことがあたり前になればいいと思っています。IT 化が進み、若者の価値観が複雑になり、学問の進歩が激しくなっていて、卒業生が安心できる場が少なくなっています。薬学部卒業生の方には薬剤師の資格の維持という課題がありますので、東薬会は最新の薬剤師情報の入手の場になります。生命科学部の卒業生には、生命科学の最新情報や新たな学問の理解の場になるといいと思います。
 今日、サイエンスも社会情勢も日々変化し、ウェットな学問としてだけでなく、情報科学やその技術といった新たな領域などリフレッシュする必要があります。社会には虚偽の情報すら出回っています。学んできたことと今言われていることを時として見直すことが重要になっています。
 卒業生が東薬会を見直す頻度は年に数回程度で構いません。卒業生が東薬会でその方法を見つけて下さってもかまいません。学生としての学びから、社会へ出てからの学びに移る、個々人の新たな視点を見直すための場として、東薬会を発展させてほしいと思っています。皆さんにとって、東薬会を新たな視点や情報の場にしていく、そんな変化への手助けをお願いします。


東薬会と大学の架け橋役として

稲葉二朗 副会長
副会長 稲葉 二朗(大34回) 

 東薬会第10回定時社員総会にて理事に、その後の定時理事会で副会長に選出されました大学34回卒の稲葉二朗でございます。さて、若い世代の同窓会離れが取沙汰されています。東薬会も同様です。コロナ禍前は、学生との会合を開くことによって、若干ではありますが、入会者数が多くなりました。しかしながら、コロナ禍下の4年間は、学生との交流会も減ってしまいました。そこで、自分は、本学の教員でもありますので、若い世代と東薬会の懸け橋となるべく、同窓会活動を学生に知ってもらうように工夫したいと考えています。また、本会の広報委員会委員長をさせていただいており、同窓会誌「とうやく」を企画に携わっています。多くの方に興味を持っていただけるように、工夫していきたいと思っております。また、多くの方々に役立つ同窓会誌を目指します。そのためには、多くの同窓生の方のご意見・ご協力をお願い致します。
 この生涯メールサービスは、同窓会の正会員であれば、だれでも登録することにより、Google Workspace for Nonprofitsのサービスを無料でご使用いただけるものです。例えば、同窓生同士、友人と、誰とでも、本学同窓生の正会員であれば、Meetを使ったオンライン会議を、主催者として、150名までの規模で、時間制限なくご利用いただけます。コロナ禍にオンラインでの交流の場が一般的になりましたので、是非ご活用ください。
 このような工夫を継続して行い、少しでも同窓生の交流の場を広げて、同窓会活動を活性化していきたいと思っています。皆様からのご指導、ご支援の程、何卒よろしくお願い致します。


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